エーステ 秋組単独公演

秋単独公演が終わってしまった。




秋単終わってしまったんか?本当に?
終わって欲しくないんだが?新しい季節に今名前をつけるなら秋組が良いんだが?



秋組単独公演、最高だった。こんなに面白くて良いの?秋組単独公演今すぐにでも再演して欲しいし春と夏のオタクはこのロスをどうやって乗り切ったんだ……???



正直、もうこれこの世に生きとし生ける者たちがみんな言ってることじゃね?今更私が綴ることとなくね??て感じなんだけど、最高だったって声をあげることによってコンテンツが繁栄していくならどんどんデケェ声出していこうじゃんと思って書き連ねる所存。この出だし、既視感ある。夏単の感想をまとめた時にも同じこと書いた気がする。たぶん。ま〜いっか。
取り急ぎ感想。

※自身のことを「摂津万里の祖母」と自認しているため摂津万里のことを「万ちゃん」と呼びます。勢いとパッションだけで綴っているため大変読み辛いかと思われます。何卒。



五人のポートレートから始まるの激アツすぎてマジ我が生涯に一片の悔いなし。人生全うしたわ…て本気で思った。あと1/23ソワレ公演の時斜め後ろのオタクがのっけから咽び泣いていてニコニコしてしまった。感情がデカいオタク大好き。




「俺たち五人がぶつかり合い、成長する物語」




これ。これこれこれ。この台詞を言い放つ摂津万里を演じる水江建太の眼差し。表情。声。何もかもが格好良くそして美しさが凄まじい。まさに魂で演技するシーン。
本気が狂わしいほど美しく震えた。



Brand new worldで椋と皇天馬が歌い始めたあたりから全員で一緒に歌うまでの約一分間、摂津万里と兵頭十座の両名が三回もカチャついていたことは皆さんご存知でしょうか?多分老人ホームとかに入っても絶対「兵頭くんとね……万ちゃんはねぇ……なんと三回もね……」て一生言い続けるよ。永遠に語り継ぎたい。



カチャつきで思い出した。
万ちゃんが「大根ッッ!!大根は大根畑で大根の兄弟達と写真でも撮ってろ!!!(ややうろ覚え)」て昨今の小学生でも言わないような罵詈雑言を兵頭十座に浴びせるの面白すぎない?ちゃんと授業受けなくても学年5位の成績をおさめる人間の語彙力とは思えなくてめっちゃウケた(学年5位云々に関してはゲームにて摂津万里SRカードSR【満開Playback】イージーモードな人生/2のバクステを参照)
あと!プロフィール写真を選ぶ時太一が「十座さんのめっちゃ良い写真がここにあるっス!」て言ったら即前のめりに「カメラマンの腕が良いんだろ(良い写真と認めてるやんけ…)」と写真を見ようとする万ちゃん可愛すぎない?食い気味加減よ。



全監督が笑った太一のヤバいゼロを演じるシーン。ウフッッ(はあと)からの伏見臣に対して「見てぇ〜」て言うシーン、東京公演だと巨乳を作るような(?)動作をしていた気がしたから凱旋観劇したとき「あれ?動きがちょい控えめになってる…?」て思ったんだけど、どうだったっけな〜教えてくれほかの監督ちゃん、、、




【女子って一体なんなのさ?】の伏見臣、本当に可愛くて皆木大先生は「秋組で女役出来るのは太一しかいない」と仰っていましたがそんなことなくない!?!!て感じ。
伏見臣、あまりにも可愛くて自然と目で追ってしまっていた。これが恋?
万ちゃん兵頭十座、左京さんの三名は常時真顔や吐くそぶりをみせる中、伏見臣だけは常にニコニコ時にはにかみ……というプリティな姿を見せてくれて駄目だ…ッッ!!好きになってしまう…!!!という俺監督(童貞)の人格が揺さぶられまくって初見は本当に見惚れて常に追ってしまったしマジキャワワすぎて頭壊れた。



東京名古屋凱旋で3回+DMM配信(大千秋楽)の計四回見たけど日替わりで好きなの、にわとりの階段登った時の迫田の表情。人が無になっている表情めっちゃすき。大好き。
あそこ可愛かったーー!!最高!!!なんか宇宙猫(スペースキャット)みたいだった!!!とその日一緒に観劇してくれた夏組の監督(皇天馬の祖母であり伏見臣のことを「ワイフ」と呼ぶ40代オッサン監督の人格も持つ)に話したところ「いやハムスターが驚いた時の表情に似てるなと思った」と言ってたの、膝を打ったよね。打ってないけど。心の中でね、ドラム叩くような勢いで打った。
ほんとマジで言い得て妙つーのはこういうことね。



真面目な感想を挟ませて頂くと、一幕は「向き合えよ!!!」という言葉が何度も出てくるけどこれは決して「他者と向き合う」という意ではないのが個人的に本当に良かった。
己が目を背けていたことに、過去の自分相手に。そういう自身と向き合うことを万ちゃんはリョウに、兵頭は伏見臣に言うの本当に熱い展開だなあと思った。熱くなれるものを求めた万ちゃん。ずっと違う誰かになりたかった兵頭。演劇と出会い自分と向き合いピカレスクを経て光に目指して進み続けている二人が言うからこその重みを感じてじんわりときたシーンだった。



異邦人のドム、やばかったねみんな。きみは世界の救世主になるんだ…!」の言い方と抱きしめて撫で回す感じ。イカれたマッドサイエンティスト感がこれでもかってくらい出ていて解釈、良〜!
あとジョンに対しても殴ったあと頬を撫でていたので、撫でるの癖なんか?て思った。ふふ。



あと今までモブはサポートやメインの人たちが兼役していたけど今回からアンサンブルの方々出てきたよね。びっくりした。




その脚で五万キロくらいマラソンできる程Long legsなヴォルフのJust For Myselfのダンス。すげ〜ダイナミック過ぎてビビり散らかした。手足長いとこんなにダンス映えするのか〜〜早くこれになりたいって思ったよね。



幕が下りてリョウが伏見臣に那智の両親からの手紙を渡すシーン。計4回観劇したうち4回いつもここで必ず泣いてしまった。この時の会話、臣がリョウに対して普段とは違うややぶっきらぼうな喋り方をしている感じがして、暴走族時代ってこんな感じだったのかな〜て思った。
あと手紙を見て「ありがとうございます」と伏見臣が涙を流すシーン。ゲームだとヴォルフメンバー集合写真を届けに来た臣に対して那智の両親が「役者として頑張る臣の姿を天国にいる那智と一緒に見守りたい」と語っていた描写あったな…そういうことが書いてあるのかな……て考えるとどんどん涙が止まらなくて。更にそこで秋組が登場して伏見臣を取り囲むの本当に秋組の絆を見せつけられてさ〜〜〜〜も〜〜〜〜こんなの、MANKAIになっちゃうよ〜〜!!!!!!!!!




てかさ〜リョウが迫田にどこ中の何者か問われた時オラつきながらも絞り出すように「古い馴染みだ」て言うシーンさあ〜〜完全に""未練""あんじゃんっていうのを感じられて凄い良かった。ヴォルフが分解したのは臣のせいだし俺らのことを捨てたんだって気持ちとでも心のどこかで(リョウの言葉を借りるとしたなら)役者なんてチャラチャラしたものやってるのは嘘でやっぱり何か事情があるんじゃないかって信じたいという気持ちがせめぎ合っているかのように思えてとっっっても良かった。はい。






二幕!!!のっけから出てきた銀泉会の会長、まさかショウ・ジンナイだったとはね…鈍すぎるので初見気がつかなくて人に言われてから気がついたんだけど、すごすぎる、、、、



その後初っ端から【ヤクザの世界、ヤクザの常識】を歌い踊るの、耳にめっちゃ残るしテンションブチアガリ奉ったよねほんと。



あとマンパニ(MANKAIカンパニー)で左京さんがヤクザ指導をする時、みんながスクワットをしっかりしている中万ちゃんだけが軽くやって誤魔化してそれを左京さんが指摘する素振り見て笑ってしまった。自らイージーにすな。





迫田の失言から左京さんがいなくなるかもしれない!?!!て慌てるし冷静じゃいられないしモヤモヤするし……と感情忙しない他秋組メンツ可愛すぎでは???
観劇済みの人はご存知だと思うけど、万ちゃんと左京さんの二人がカチャつき始めた時伏見臣が日替わりネタとして色々な手段で無理矢理仲裁してくれるわけよ。それで、大千秋楽のアルプスいちまんじゃくで足止めして「(今のうちに)行けぇーーーッッ!!!!」て鬼気迫る表情で叫び秋組の皆が逃げた後左京さんを突き飛ばして臣が逃げ去るんですよ。いや〜〜〜〜あのシーン本当に顎ぶっ壊れるくらい笑った。面白すぎて誰が考えたのか教えて欲しい。お笑いに精通しているいわるゆプロフェショナルの方が考えたのか…??いや日替わりは大体それをやる人で考えるっていうけど。本当に誰なのか教えて欲しい。



夏組の二人が支えようとしてくれている描写で微笑ましくなるその一方、と言わんばかりに左京さんがいなくなるかもしれないという不安と心配に駆られ練習に全く身が入らないメンツ。風間ァ!俺はどうしたら良いんだァ!!てぽかぽか殴る姿を1/28マチネで視認したのですがあれがすごい可愛くて鮮明に思い出せる。見るたびに動作が微妙に違うんだけどあれも日替わりと言って良いのかしらね。





ゲームだとみんなのどことなく余所余所しい態度や以前から感じていたジェネについて、自分だけが今回の公演に対して思い入れが強いという悩みを監督に打ち明けるんだけど、舞台では東その相手がさんでなるほどなあって思った。左京さんがマンパニの中で悩み事を相談するなら東さんが適役だよね。節々で支える姿を見て今回冬組から一人選抜された意味を感じたような気がした。




花札の裏から出てきて踊り出す【任侠伝・流れ者銀二】あまりにも演出が素敵すぎて令和に生きててよかったと""生の喜び""を実感してしまった本当にこの演出で踊り歌う姿観るだけでも観劇する価値あるから円盤出たら絶対色んなオタクのダチに見せて回りたい。




ゲームだと「横田を切り伏せるも、横田の部下に囲まれて、血塗れになりながら一人鬼神のごとく奮闘する風間」の一文くらいで終わるから脳内で全然イメージついていなかったしなんなら最初観た時オッ!完全に舞台オリジナルシーンだ…!!!て思っていたんだけどそんなことはなかった。でも今回風間の渾身の殺陣が手に汗握り思わず息を呑むような天才的な脚本演出演技によってなるほどここが銀二の最大の山場ってわけね、と思い知りその瞬間魂が迫田になった。


「銀二は流れ者だから一つのところに長くいられないってわけよ(意訳)」みたいな発言にそういう理由でジョブホッピングしまくる人いるよねて関係ないこと思っちゃったけどまあそれはいいんだよ。児島が兄貴(銀二)を追いかけて終わるけどゲームだと



茂木「俺も、きっちりケジメつけさせてもらいやす」



という最後の最後で真の漢気を見せてくれたうえに



謙「てめぇはうちの組に骨埋めてもらうぜ」



茂木「坊・・・・・・」



という会話があるんですよ。それを知って欲しい。大まかな流れは同じなんですけどそのくだりはなかったので、ここテストに出るので皆さん覚えて下さい(最後に茂木が深く頭を下げるシーンあったけど龍田組と謙に対する忠誠を暗示しているのかな〜〜どうだろ〜〜て感じ)




この二人、一幕二幕で役の主従関係が逆転していて面白いね。





支配人が「雄三さんは帰られました」というくだり、感無量。百聞は一見にしかず。このシーン及び秋単をまだ観ていない方はDMMで2020年3月5日(木)18:00~2020年3月8日(日)23:59までディレイ配信しているのでみてください。3700円(税込)でお手軽に魂が熱くなれるうえに人生を変えることが出来ます。
www.dmm.com





スパイラルエモーションに入るまでの流れが完璧すぎたし歌い出す直前に万ちゃんが人差し指で挑発する仕草してるの良すぎて吐息まじりにエモーションって呟いてしまう。でも未だにわがままバイブレーションがなんなのか分からない。わがままバイブレーションってなんですか?







東京公演で見たリョウの高速花びら配り芸、チラシ配りでも極めてたのか?てくらい「はい!はい!はい!はい!」て言いながら素早いんだけど正確にかつ丁寧に花びらを通路席の人たちに猛スピードで配っていって何者……???(ここで思い出される「臣さんの……古い馴染みだッ……」)








ブルスマも良かった…カテコも良かった…なにもかも…良かった……本当に個人の話なんだけど、コロナウイルスの影響で楽しみにしていたスケジュールが駄目になったり仕事がちょっとヤバくなったり、色んな商品が品薄になって生活しにくくなり……と嫌なことが立て続けに起きていたんだけど、もう一生ナマで見ることないんだろうなと思っていたshow must go onを拝見する事が出来て嫌な気持ちが全て吹っ飛ぶくらい最高の忘れられね〜景色でした。
夏単が終わりさあこれから秋単だぞ!て時から色々あって本当に大変で辛かったかもしれないし、その重みは一観客では計り知れないものだと思うけど、そんな中でも最後までアツくぶちかましてくれてありがとうございます。エーステに出会えて良かった。A3!というコンテンツ、世界が終わるその日まで栄えてください。